ひらい ぶらり Hi-Library

ぷろぐらみんぐについて。ときどきどうでもいいことについて。

Scootman S8 と V6 レビュー

Scootman V6 を愛用して1年とちょい位通勤に使っていたのだけれども、いい感じにトラックにドツかれて公道はしれなくなったので修理に出すことに。 結果、修理に出すまでの間に充電を怠っていたのが災いして、バッテリーがおしゃかに。その他の修理費用を合計するといい感じにお値段になってしまった。 そんな中、修理を依頼してScootmanJapanは諸々コミコミで値段を抑えたS8のオファーを出してくれたのでそれに乗っかることに。 バッテリーが空輸できないので船便になったり、クリスマスや年末年始で関税で止まったり、運送業者と連絡がつかず通関後のステータスが不明になりましたがようやく届きました。

AK-1がな!

AK-1とは、ScootmanのOEM元のマシンで、CHANSONという会社が製造している。 それのエンブレムとステッカーを差し替えて日本向きにはScootman S8として売ってるわけなんですが おもくそ CHANSON AK-1 ってエンブレムのままでした。

まぁ、走行には影響ないのでいいんですけど。 バッテリーが不良なのか、最高速度が20km/hしかでてないのは困ってます。 リチウムイオンバッテリーは活性化させる必要がないし、ギア(単純な速度制限機能?)による変速も一定の割合で減速してるので、なんかどこかに抵抗が挟まてってる感じ。 最高速度30km/hの原付きにスピードリミッターが付いてる気もしないし、原因はなんじゃろ・・・。 追記:スピードリミッターがついていたので、ニッパーで切ったら30km/h弱でるようになりました。ただ30km/hはでないんだよなぁ・・・( ˘ω˘)

そんなわけで、V6とS8両方に乗ってみて、せっかくなのでそれぞれ所感をば。

V6

タイヤ:S8に比べると太め。安定感あり。 ハンドル:折りたたみ時に真横にするため、90度まで曲がる。狭い場所だとこのありえない角度のハンドリングが便利だったりする。 足置き:かなり後方にあるので、ちょっと変な角度で乗ることになる 折りたたみ:手動。自立するけど、ちょっとぶつかったり強風で倒れかねないレベルの安定感。 充電:取り外し不可。折りたたみ時充電不可。 全長:S8よりは短い。 ミラー:しょぼい。調整し辛い。ネジで止まっているため、転倒でもしようものなら1撃でネジ穴が馬鹿になる。 ナンバープレート:よく緩む。一回走行中に外れたことに気づかずナンバーをなくした。 見た目:不思議 鍵:物理+リモコン

という感じで、不満点はいろいろあったけど便利は便利でした。

S8

タイヤ:細くなった。怖い。 ハンドル:45度くらいまで?90度曲がらなくなった。普通になったといえば普通になった。 足置き:いい感じの場所にある。 折りたたみ:自動。安定感あり。ただし、うるさいし遅い。当然バッテリーが装着されてないと折り畳めない。そして折りたたむとバッテリーは外せない。手動でよかったんだけどなぁ。 充電:取り外し可。ただし、フックの部分がしょぼいのでそのうち折れそう。折りたたみ中は充電も取り外しもできない。不便。 全長:V6より少し長くなった。ハンドル幅も長くなったので、運転中はいいけどしまうとき邪魔。 ミラー:いい感じ。調整しやすい。 ナンバープレート:きちんとロックできるようになった。安心。 見た目:オサレ 鍵:リモコンのみ

とまぁ、改善された点もあったけど、そのままでよかったのに・・・という点も変わってしまった感じ。 目下最高速度が20km/hというのが不具合なのかどうかが一番の問題。 自転車に抜かれる悲しさ。 バッテリー外せる!これで置き場所が選べる! と思ったけど、これが電動自電車のように気軽に外せる感じではなく、結構慎重かつ力を込める必要があるので結構だるい。 あとほんとタイヤ細い。怖い。 なにより、物理キーが無くなってしまったので、電源を切る度に「ピュイピュイ!」ってけたたましい音がなる。 近所迷惑なので勘弁してほしい。

設定ボタンとギア変更ボタンを同時に長押しすると謎のモードに入って項目が20個位変更できたけど、マニュアルがないと何の項目なのかわからない。 いじりたい気持ちでいっぱいだけど壊すのもあれなので現在検討中。

3週間で届く、と言われたものが2ヶ月近くかかったり、ScootmanじゃなくてAK-1だったり、関税のことが後出しだったりと 丁寧ではあったけど対応がガバガバだった。 おかしな点を聞けばきちんと対応策を教えてくれるけど最初からやっておいてほしかった感はある。 市場の価格よりは遥かに安いオファーだったので仕方ないといえば仕方ない。

おわり